馬タイプの学習法はこれだ!

こんばんは!マルチーズフォンデュです。

ついに、4つの学習タイプの最後、馬タイプにぴったりの学習法を発表しますね。

馬タイプは、何でもこなす器用さが持ち味でした。しかし、一方でいわゆる”器用貧乏”的な面もあり、向上心が欠けてしまったり、上辺を取り繕ってしのいだりすることも多いのです。


いつものようにいきなりですが、ここで、”ユニクロ”の販売戦略について考えてみたいと思います。

ユニクロと言えば、だれもが知っている、ファッション界を代表する企業ですよね。このユニクロの販売戦略を知ると、馬タイプの人の学習ヒントが見えてくると思います。

まず、製作から流通、販売までをグループで体系化することでコストダウンしています。ただし、これはニトリの説明をした時にも出てきましたよね。ユニクロがすごいのは、この”製作”の前段階に”企画”の段階があるということ。”発明”と言ってしまってもいいくらいですね。

つまり、まだ競争相手がいない分野に先に入って行って、城を築いてしまうのです。競争に勝つという発想ではなく、競争せずに勝てる場所を探す、あるいは作るのです。

たとえば、”フリース”は今では当たり前に温かい生地の種類として一般用語になっていますが、もともとはユニクロが一気に広めた新素材です。この新素材をただの洋服生地として利用するだけで終わらせず、逆に”フリース”を主役としたブランドを作ってしまったのです。”フリース生地の◯◯”をどんどん生み出し、温かさの象徴にまで高めたのですね。

その他にも、”シルキードライ”や”ヒートテック”など、他社が踏み入れていない素材をオススメ商品化しています。まさに”トレンドは自分で作る”のです。このように、競争相手がいない部門を開拓していくことを、”ブルーオーシャン戦略”と言います。目の付け所やそれを生かした商品開発など、技術やセンス、先見性に優れていればこその戦略ですが…。


さあ、馬タイプの学習法に戻りましょう。ズバリ”ユニクロ型学習法”ですね。何でもこなせる器用さをさらに進めて、自分自身の”ブルーオーシャン”を作っていくやり方です。

一見、邪道に見えるやり方でも、人とは違うやり方で頂上を目指す方がいいのです。たとえば、学校での英語学習では、文法や読解などの演習が中心ですが、語学センスがあるお馬さんは、敢えてスピーキングやリスニング中心の学習で英語をスキルアップしてみるといいでしょう。ざっくりと使えるようになってから、文法や読解を行う方が効果があるかもしれません。もっと言うならば、英語は手段と割り切って、英語で歌ったり、映画を見たり、英語落語を聞いたり、英語で演じたり…。これらをひたすらやり続けるうちに、自分の中の何かが変わっていくのを感じればいいと思います。要は、他の人とやり方が違うからといって、迷ったりやめたりしてしまわないこと。人とは違う登山口から登り始めて、しばらくだれからも姿が見られなくても、頂上近くで出会えればいいのです。

何でもこなせるからこそ、それらを組み合わせて自分のオリジナルを生み出して学習するのが良い。私だけのやり方だからこそ、私だけのブルーオーシャンになるのです!