馬タイプの持ち味は?

こんばんは!マルチーズフォンデュです。

いよいよ学習タイプの説明も、最後になります。ラストは馬タイプですね。お馬さんのイメージはどんなですか?サラブレッドのように颯爽と駆け抜けるイメージ、重たい馬車を引くイメージ、ハードルを軽々跳び越えていくイメージでしょうか。スピード、パワー、器用さ、などいろいろな能力を持っていますよね。


さて、馬タイプの人の特徴について考えてみましょう。上記のように、馬タイプはいろいろな能力を持ち合わせて、どんな状況にも対応する器用さが持ち味です。機転も利くし、テキパキと効率良くものごとを進められるタイプで、チームプレーでは重宝されますね。リーダーの側近であったり、調整役としても優れています。

学習面においても、馬タイプはこの”器用さ”が持ち味。ある程度の学習で、そこそこの成績を出すことができます。大崩れしないタイプですね。授業や試験勉強でも要所を外さず効率的に学習できる、いわゆる優等生ですね。

しかし、そんな馬タイプにも弱点があります。一つ目は、その器用さゆえに、自分らしさを見つけにくいことです。何でもそこそこ上手にできますが、ウサギのような瞬発力、モグラのような深み、カメのような持続力のどれにも一歩及ばない。自分の中に、絶対的な強味が見つけにくいので、一番を取るのが難しいと言えます。

もう一つの弱点は、表面的な学習になりがちな点。器用なお馬さんは、大崩れしない。つまり、大きく失敗しないんですね。一見、良いことに見えて、これはマイナスに働くことが多い。わかりやすく言うと、”失敗しない≠成功する”ということ。子どもでいえば、何でもそこそこできるし、要所を外さないので、注意されたり怒られたりしないんですね。そうすると、これくらいでいいんだという努力の上限を作ってしまう。そして、頭打ちになったら、別な分野を魅力的に感じてそちらに努力をシフトしてしまうんですね。器用なんで、新しいことにもそれなりに対応できちゃうから、また困らないんです。

結局、いろいろな山に登ってみるけれど、どれも頂上を見ずに下りてしまう。登山中、苦しくなって隣の山を見ると、そっちに登りたくなる感じ。多趣味というか、次々とマイブームがやってくるイメージですね。


ちょっとマイナス的に書きましたが、馬タイプは最もいろいろな可能性を秘めたタイプです。学習法を間違わなければ、すぐに開花すると思います。では、馬タイプの学習法は、また明日!